Japanese Red Cross Medical Center Emergency and Critical Care Medicine Center

標準防護策(standard precautions、スタンダードプリコーション)

一般的に医療現場で実施される医療者の心掛けるべき感染症予防策です。
血液などの体液にはウイルスや細菌などを含んで感染源となる可能性があると考え、医療者自身を守り、また医療者が患者から患者へと感染を拡大しないようにするための方策です。
例えば手指消毒や手洗いの励行、さらにはゴム手袋やマスク、ゴーグルやエプロン等の着用などを指します。
逆にいうと、「Standard PrecautionsのみでOK」といえば、医療者にとっては「いつも通りのことを気を付けてればいい」という意味合いになるかと思います。
つまり、生物兵器を含む一般的でない感染症対策は必要ない、特殊なマスクやスーツの準備まではいらないということです。

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